日光HIMITSU豚の贅沢ポトフセット【《レシピ&ローリエ&自然塩付》4人前】5.00 (8件のレシピ) |
投稿者: 愛知県 パイコー様 投稿日付:2016/12/14 17:30 | ||
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3種類のソーセージとイベリコ豚のブロック肉が一緒になったこのポトフセットのラインナップを見ていると食べたくなってしまうのは、ドイツとの国境に近いアルザス地方の郷土料理シュークルート。シュークルートとはアルザス方言で酸っぱいキャベツを意味します。いわゆるザワークラウトです。ソーセージなどの付け合わせに供されるザワークラウト単体のこともシュークルートと呼ばれるのですが、フランス語でただシュークルートといえば、やはり思い浮かぶのはこの料理の方です。
アルザス風シュークルート材料(4人分):
手順: 2日前 解凍したイベリコ豚ブロックに重量比1%の塩を擦り込み、2日ほどおいて熟成させる。 当日
感想; お祭りなどの機会に作られる伝統料理の例に漏れず、こちらも出来上がった時のボリューム感が壮観です。フランスでは見慣れていた豪快な盛り付けは、食べる方にも気合が必要です。 何種類もの豚肉加工品をこれでもかと組み合わせ、重たくなりがちなところを発酵キャベツの酸味と乳酸菌で和らげ、食べやすくしています。 発酵キャベツと白ワインの旨味の中で蒸し煮にされたブロック肉は、旨味が凝縮しており、ゼラチン質の部分もとろりと舌に馴染んでホロホロの食感です。柔らかく、食べやすく仕上がっています。ほとんど塩気は感じません。イベリコ豚のソーセージの方は、ちょうど良い感じに塩分が抜けており、キャベツとワインの酸味とのコントラスト故か、噛みしめると脂身の甘さが際立って感じられます。その他2種のソーセージもそれぞれ個性的です。レーゲンスブルガーはスモークフレーバーが香ばしく、パリパリとしっかりした歯ごたえが特徴的です。一方、優しい味わいのミュンヘナー・ヴァイスブルストはハーブの香りでアクセントを添えます。 パンチェッタのスモークフレーバーがほんのりと移り、ソーセージ類の塩分や溶けだしたイベリコ豚の脂が馴染んだキャベツは、それだけで頂いても旨味たっぷりです。煮込む前よりも酸味がマイルドになっているので、たっぷりと食べられます。何も味をつけない、茹でただけのじゃがいもも良い口直しになります。煮汁を馴染ませていただくのも乙なものです。 お肉はそれぞれが個性的で特徴ある組み合わせでした。順番に食べていけば、味や食感の変化のおかげで飽きません。ただボリュームがすごいので、相当お腹を減らしてかからなければ全種類を一巡できないと思いました(セットのお肉だけで総重量1.4キロです)。この4人分は、フランスサイズのセットですね。普通の食欲を持った日本人ならば、肉一切れにソーセージは半分ずつ分け合うぐらいが丁度良いかもしれません。 我が家では、土曜日に作って週末ずっと堪能しました。非常にボリューミ―なのにリーズナブル、お得なセットだと思います。 玉ねぎを炒めたらザワークラウトとスパイスを投入 お肉を中央に配置 1時間後、生ソーセージ投入 更に30分後、残りのソーセージも これで2人前です いただきます | ||
商品の評価:★★★★★ | ||
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