乳飲み仔牛の骨なしスネ肉（ボビーヴィール）1kgで作った本格ビーフ・シチュー

孫が生まれてもう二歳。色々なものを食べ始める時期で本人も興味津々。

せっかくなので、この子牛の骨なしすね肉で初めてのビーフ・シチューを

食べさせることになりました。

ブラウンソースも手作りで、塩コショウもなし！

前の晩から仕込み始めました。

〇孫の為の初めてのビーフ・シチュー

材料：６人前

乳飲み仔牛の骨なしスネ肉（ボビーヴィール）：1kg

バター50ｇ

小麦粉50ｇ

トマトソース缶詰１缶

人参（大）２本。

新ジャガイモ（特大２個）

玉ねぎ（大）１個

ブラウンマッシュルーム：１２個

赤ワイン約：300ｍｌ

スープストック1/2と砂糖おおさじ2、バターひとかけ

作り方

お肉は解凍して常温にしてから赤ワインに２時間漬け込みました。これを何も入れない

フライパンで炒めていきます。火が通ってくると少し筋などが分解するので

そこをカットして食べやすくします。（生では筋が多く切りにくい）これを１．５リットルの

水に入れて火をかけます。人参をカットして面取りをしてだしと下茹で鍋に一緒に入れます。

次はソースづくりです。大きめに切ったバターをフライパンに入れて、火を入れる前に

軽くざるで振った小麦粉を入れます。量は丁度ぼそぼそとまとまる感じで、

粉が多めが後々うまくいきます。

火はあくまで弱火でゆっくりと意図が変わっていくのが気がつかないくらいのスピードです。

ゆっくり混ぜていると少しずつ色が焦げ茶色に変化しますが、絶対に強火で急ぐとすぐに

黒くなりますが焦げて苦みが出てしまいます。

恋茶色になったら少しづつトマトソースとすね肉の煮汁で伸ばしていきます。

（バターと小麦が溶けて少しづ焦げたもので、とても熱いのではねないように気を付けましょう）

綺麗に溶けたらすね肉の鍋に投入します。

ジャガイモも同じくかっとして面取りをして人参の１０分後くらいに入れます。

お芋に串を指して火が通たら、一度人参もジャガイモもお皿に開けます。

人参はスープストック1/2と砂糖おおさじ2を入れてひたひたのスープで煮切って

最後にバターを入れて照りを付けます。

マッシュルームを1/2にカットして軽く炒めてからスープに入れます。

ブロッコリーは別にゆでておきます。

弱火でコトコト煮ながら丁度良いとろみになるまで煮ます。最後にもう一度ジャガイモと

人参のグラッセとカットし玉ねぎを投入します。（ブロッコリーは色が落ちるので入れません）

お皿にお肉とスープを盛り付けて、後から人参ジャガイモブロッコリーを載せます。

これで完成です。

感想

２歳の子供用に作ったので、大人は上から黒コショウや生クリームをかけて食べました。

添え合わせを作っている間もお肉を煮込んだのでトロトロに仕上がりました。

本当の薄味のフォンと丁寧に作った香ばしいブラウン・ソースがばっちりの出来栄えです。

孫娘はこのシチューでご飯を３膳お代わりしました（笑）

なかなか普段からこの手間では作れないので、余ったら野菜は取り除き、

ソースの上澄みを金属トレーに入れて粗熱を取ったら冷凍します。

固まったら名刺サイズ位に切り分けて冷凍しておくと、本格的なハンバーグのソースがすぐにできて重宝します。

残った調理済み野菜もステーキの添え合わせや、カレーなどにもリメイク出来ます。

とにかくブラウンソースを入れる前のフォンの澄みぐわいと、その深いコクに驚きました。

一度多めに作るとバリエーションもできて楽しいですよ！