カヴァや白ワインに合うものを用意するのも楽しい時間です。
前菜的なものを用意しておくと、食事会のスタートっぽい気分になるし、次のお料理まで退屈させないわよ~と気合が入ります。
そこで、この後のこってりに備えて最初はさっぱりとしたものをと考えると、ゼリー寄せが重宝するのでよく作ります。具材を野菜やお肉以外で作っておくとバリエーションも広がります。
そんな時に、仔牛のスネを下茹でしたスープが大活躍です。
・何もせずにちゃんとゼリー状になる。
・仔牛の淡泊さのおかげで濃い味になっていないので、具材を選ばない。
何度か試して私の好みとしては「一度茹でこぼした後、蓋をして2時間種火の下茹で、お水を足さず」が硬すぎず緩すぎないゼリー具合です。
もちろんお肉も美味しいのです。さらにゆで汁は副産物として最高です。
そんなわけで、具材はいつも迷いますが最近のヒットは「青のりと蟹と生ハム」。
青のりとカヴァ???白ワイン???と思われるかもしれませんが、イタリアの南部では青のりのお料理があって、スプマンテや白ワインと合わせます。
スペインでは青のりを食べるのでしょうか?行ったことがないので分かりませんが、マシソと合わせたらやっぱり合いました!原木からの生ハムの歯ごたえのある部分を一緒に入れておくと食感にも変化があって良いです。
もう一つは「釜揚げ桜エビと海老とオクラ」。
桜エビは海老より味の主張が強いですが、季節もの、初夏の感じがし、こちらも文句なくカヴァと合いました。
冷凍ストックのゆで汁を使う場合
一度鍋で温めて塩こしょうなどお好みに味付けしてから、具材に流します。
下茹でした日にすぐ使う場合
熱いままボールなどに移し塩こしょうなどで味付け、用意した具材に流します。