牛スジ1kg【万能煮込み用食材!】

5.00 (54件のレシピ)

投稿者:S 愛知県 パイコー様  [レシピ]
投稿日付:2016/01/27 17:03
牛すじのボルシチ

本格的に寒くなってきたら温かいスープが恋しくなりました。おあつらえ向きに牛すじがセールになっています。これはぜひ、大鍋いっぱいに野菜たっぷりのボルシチを作っていただきましょう。

ボルシチ

牛筋の下煮をする:

  1. 牛すじは50度洗いした後、何度も水を変えながらもみ洗いして徹底的に血抜きし、余分な脂分も落とす。脂が固まらない温度(35度以上のぬるま湯)で洗う。(肉が白っぽくなります)
  2. たっぷりの水を張った鍋に良く洗った肉を入れ、白コショウの粒を放り込んで沸騰させ、あくが出たら水を捨て、ぬるま湯で肉の表面をよく洗う。
  3.  5㎝幅ぐらいにカットする。
  4. リットルほどの水に先ほどの肉を入れ、ローリエの葉2枚と粒白胡椒少々を入れてトロ火で2時間ほど煮込んでいく。
  5. 火を止めて冷ます。

*先にしっかり血抜きをしているので、殆どあくは出ないはず。

*スープもいろいろ使いたいので、あえて香味をつけません。その為、臭み抜きの洗いを徹底します。

 

ボルシチを仕込む:

  • 粗熱が取れたすじ肉の厚みが薄く、肉の多い部分(ゼラチン質の少ないところ)を優先的にとりわけ、一口大に切っておく。
  • 玉葱1個は粗みじんに切る。
  • ニンジン1本はグレーターで荒い千切りにする。
  • ビーツ1缶は、スライスのものならば更にカットして千切りにする。汁も捨てずに取っておく。
  • キャベツ半個(紫キャベツを使用)も、ニンジンと同様グレーターでみじん切りにする。
  • ジャガイモ1-2個(好みで)は2-3cmのダイス状にする。
  1. ココット鍋にオリーブオイルを入れ、玉葱を炒め、透き通ってきたら千切りのにんじんを加えて更に炒める。
  2. 途中でビーツも加えて軽く炒めた後、先ほど牛筋から取ったスープをひたひたになるまで加える。(最後にビーツの煮汁を入れ、また野菜からも水分が出るので、この時点ではスープは控えめにする)
  3. カットトマト缶半分も入れ、肉を加える。
  4. そのまま30分ほど中火で煮込む。
  5. 時間が来たら、ダイスカットしたジャガイモと千切りのキャベツも足す。ワインビネガー少々を加え、さらに15分ほど煮た後、蓋をして火を止め、2-3時間馴染ませる。

仕上げ:

  1. 取り置いたビーツの煮汁を加え、塩味を調整した後、スープを弱火で温めなおす。沸騰させないように注意する。
  2. サーブした後にたっぷりとサワークリームを載せる。

 

感想:

野菜たっぷりのボルシチの鮮やかな色合いが見るだけでも体を温めてくれそうです。アツアツのスープを口に入れれば、様々な野菜のうまみと甘みが一体となって優しい味わいです。どれも小さくカットされているので、食べやすく、肉もほろりと口の中でほどけて行きます。お腹にも優しく、消化が良い気がします。メインとなりビールの甘みと、サワークリームとトマトがもたらす酸味のバランスが絶妙でした。

野菜と肉のうまみが溶け出したスープは非常においしかったです。翌日は鮮やかな赤紫色のスープがぷるぷるのゼリー状に固まっていました。コンソメの類は一切入れず、野菜のうまみとスジ肉スープだけで作りましたが、たっぷりのお肉を使ったおかげか十分に濃いダシになっていました。

ココット鍋いっぱいにたっぷりと作りましたが、1日で見事に無くなりました。

こちらのパックは脂分はほとんどなく、お肉の部分がたっぷりと付いた良質のスジ肉だったと思います。臭みも全然ありませんでしたし、元のお肉の質のよさがうかがえます。非常に良い商品です。


ニンジンはグレーたーで千切りに


スープはひたひたに注ぐ


途中でジャガイモとキャベツを加える


温めなおす前にビーツの煮汁を足して


いただきます


お肉はほろほろ

商品の評価:★★★★★
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