スペインワインっていいね!/ワインの基礎知識と特徴・おすすめのスペインワイン
いらっしゃいませ♪スペインワインっていいね!はワインを日頃から楽しめるようお料理や食材とのマリアージュに適した主に自然派のワインやビオデナミ、オーガニック等のおすすめのスペインワインを取りそろえて全国に通販中です。【創業90余年/通販15年の直輸入直販グルメソムリエが運営】
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ワインを楽しむには、あまり難しいことを考えずに先ずはいろんな種類を飲んでみましょう。1本飲んだらワインの楽しみ方をザッと見て簡単なことから始めましょう。   ワインは良い畑、良い季候、そして良いブドウがあれば出来ますが、それだけにブドウ本来のポテンシャルが問われます。ブドウ畑から収穫、そして醸造までをわかりやすく書いてあります。   ワインを飲みながらでもちょっぴり読んでみて下さい。更にワインが美味しくなるような事柄や、ワインのうんちく話など、そしてワインの基礎の知識などご覧下さい。   夏は暑く冬は寒く、そして朝晩が冷え込み、日中は暑い。そして標高が高いスペイン全土の国土。それらは香り高く良い酸があるポテンシャルの高いブドウの栽培に最適な地です。
     
ワインを飲みながらワインを美味しいと感じたらワイン用語集を紐解いて下さい。知っている用語から聞いたことが無いワイン用語まで閲覧出来ます。   スペインワインの中でもよりテンプラニーリョが美味いのはリオハのサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ村です。スペインワイン界に風穴を開けたベンハミン・ロメオのワインを御紹介します。   ボデガ・コンタドールを初め、ラマンチャのオーガニックワインのドゥルシネア、そしてバレンシアのカバを醸造するウニオン・ビニコラ・デル・エステ社など美味しいワインを通販中です。   日頃感じたことや、ちょっとしたことなどワインを10倍美味しくするネタや、ワインを求めての出張日記や、スペインなどの現地ネタなどをご紹介します。

畑,木,樽,コルク,熟成にこだわるスペインワイン醸造家ベンハミン・ロメオ,ボデガコンタドール

スペインワインとの出合い

僕がスペインワインに注目をし始めたのは、生ハムを輸入し始まってからです。大げさに言ってしまえば世界一美味しい生ハムを日本のお客さんに紹介をしたい!と探し回り出会った2社から輸入を商品始まった頃です。次はこれらの生ハムやサラミをより楽しんでもらう為に合うワインが欲しいと思っていました。

しかしながら意外と生ハムに合うワインを探すのは難しくフランスやイタリアのワインは殆ど日本に入っているし合うワインとなると高価なワインしか無い。一方スペインワインは生ハムと気候風土が似ているので合うワインがありそうだけど、日本に輸入されているスペインワインでは物足りない。。。そう思っていたときに衝撃的とも言えるワインとの出会いがあったのです。

それはスペインはブルゴスからリオハに向かって北東に60km行ったところにあるカサルバという生ハムのボデガでした。仕入れのために定期的に訪れていてそのたびに生ハムやチョリソーやサラミ類を試食するのですが、その時に一緒に出してくれたスペインワインがそれまでに飲んだどのワインよりびっくりしたのです。フリオ(カサルバの社長)は本当に美味しいリオハのワインはある程度お金を出さないと無いよ、と言いながら「リオハのベンハミン・ロメオという僕の友人が醸造したんだ」と言いながら1本の白ワインを飲ませてくれました。彼の名前は聞いたことがあったのですが、それまでのリオハワイン、そしてスペインワインの概念を覆して、このワインは何て素晴らし いんだろう!と感激したことを覚えています。

そのワインがケ・ボニート・カカレアバ2004だったのです。フルボディの白ワインでエレガントさも兼ね備えた白は、通常の生ハム・ハモンセラーノばかりか、ハモンイベリコベジョータにも良く合うワインだったのです。

素材の持ち味を活かすスペイン料理の中から育まれたスペインワイン

スペインは3つの海に囲まれており(大西洋、地中海、カンタブリア海)ヨーロッパの中でも豊富な魚介類が水揚げされる国として有名ですが、スペイン料理はイワシを塩だけで鉄板焼きにしたりタコを茹でて塩とオリーブオイルだけで食べたり、海老を塩だけで焼いたりとおおよそ日本の食べ方であります素材の持ち味を活かした食べ方をしています。もちろん赤白のワインに合わせながらです。

そういった素材を活かすシンプルな味付けの素材や料理と合わせているスペインワインは、日本の素材そして日本人の舌や食感、日本の素材や料理料理に合わないはずは無いとどんどん思うようになりました。

特にテンプラニーリョ系のワインが日本人にも日本の食材にも合っている

特にブドウの種類はテンプラニーリョです。スペインワインを代表する黒ブドウの種類ですが、テンプラニーリョは世界中で南米のほんの一部と、スペインでしか栽培されいないブドウの種類です。その一方、カベルネやメルローなどは比較的世界中のどの地域でもワイン用に栽培されてますが見方を変えますと、カベルネソービニオンやメルローなどは強い品種でありどのテロワールでも一定レベル以上のブドウが出来ます。反面、テンプラニーリョは世界中では極狭い地域でしか栽培されておらずブドウは繊細で香り高くエレガントです。良い酸がありタンニンも豊富で長期熟成に耐えるワインになります。またこの品種はテロワールが微妙に違うとスペイン国内でも名前や呼び名が違うほどその性格を変えてしまう栽培の奥深さがあります。テンプラニーリョは昔からの固有のテロワールでしか良いブドウが採れません。そして日本の料理に合うテンプラニーリョはリオハでとれるテンプラニーリョと僕は思います。

リオハのテンプラニーリョは何処が良い?

ではテンプラニーリョとはリオハのどの地域のものが良いのでしょうか?
リオハはスペインでは一番最初に特選原産地呼称DOCを取得、そして醸造さ れる60%近くがテンプラニーリョです。リオハワインとも言うべきスペインワインが地場の固有品種のテンプラニーリョだからです。特にリオハアラベサ地区は素晴らしいブドウが栽培されこぞって有名ワイナリーが集結しています。特にサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ村のテンプラニーリョはスペインでも最高のブドウが採れる産地として有名です。

最高のテンプラニーリョのワインとは?

スペインワインっていいね!は、生ハムの輸入当初に出会った素晴らしいワインである、サン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ村のワイン、ベンハミン・ロメオ 氏が醸造するワインを販売しております。数々のこだわりをもって、当たり前のことを緻密にコツコツと積み上げて造るワインは、ブドウを取り巻く環境と土地とブドウの木に敬意を払いビオデナミ農法で造られます。異なった地形の野生酵母を組み合わせ、採れたてのブドウの質を大切にし収穫から45分以内にタンクに入れられ丁寧に発酵熟成されます。発酵時の二酸化炭素を天然の酸化防止剤に使いながら丁寧に醸造され瓶詰め出荷されます。

日本に来ている彼のワインの質の高さ

ベンハミンロメオは日本に数回来日しておりますが、そのたびに彼が驚くのが、日本で扱っている彼のワインの質の高さです。彼のワインは30数カ国に輸出されていますが、その中でも日本のワインの質が一番高いと言います。先日も東京のとある高級レストランで、彼が醸造した2001年のラ・ビーニャ・デ・アンドレス・ロメオを飲んでいたときの事でしたが、香りを嗅ぎ一口飲んだ後で涙を流しながら本国の父親に電話をかけていました。内容は、「親父の畑のブドウで造った、その当時苦労した2001年のワインが最高の出来で今飲んでいるよ」その後彼は自分がコツコツとやってきたことは間違っていなかったとつぶやき2003年のコンタドー ルも飲みながら、またもや自分のワインに感激をしていました。自分の分身に出会った、この上なく上品な。とつぶやきながら。



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