2008年02月25日
パルマハムのミニ原木の最新情報!
生ハムは切り立てが美味しい。
その美味しさと自分でカットする楽しさを味わってもらいたい。
そして本物のパルマハムを、という願いから作ったミニ原木。
イタリア現地での分割カットにより最高級24ヶ月熟成パルマハム(ピオトジーニ)の
美味しさをそのままにお届けしています。
でも生ハム原木を均一に4分割しても、
その部分(部位)によって食感やラルドの厚さ、味わいが違います。
ちょっと冒険ですが、細かくわけることにしました。
≪ガンベット(スネ)≫
周りは皮でおおわれているので、皮を取り除いて薄めにスライスして食べます。多少歯ごたえはありますが、他の部位と比べて味わいがある部位です。スペインではこの部位をピエルナと呼びプロの間では好んで使われる場合もあります。この部位の皮の周りの脂と肉の部分は濃い味があるので極力、皮を薄く取り除いてカットすることで美味しく頂けます。
↑↑スネの部分は赤身の合間にゼラチン質の部分が入りこんでいて、
柔らかくはないけど塩分がうすく噛むほどに旨みがある部分。ワインにとってもよく合います。
≪クラッチャ(細め)≫
周りは皮でおおわれていて脂が多い部位ですが、その分、生ハムは霜降りになっている部分もあり生ハムでは一番の極上の部位です。又皮でおおわれていることで乾きもなくしっとりとしていていますし脂も最上の部位なので脂の旨みが好きでしっとり感を味わいたいならこの部位しかありません。ただし皮と脂が多い部位です。通好みの部位。
≪クラッチャ(太め)≫
内モモでも肉質の上質な部分と外モモでも肉質の最上の部位であるランプを兼ね備えており、柔らかく脂も適度にありもっともバランスに適している上質な部位です。
≪フィオッコ(細め)≫
生ハムの部位中スネを除いて一番安価な部位です。皮があり骨を取り除いたときに肉を開くことから、皮の部分が縫ってありますが品質には影響はありません。シンタマの上位の部位と外ももの一部が入りますが比較的赤身が多い部位です。
≪フィオッコ(太め)≫
比較的脂が少なく赤みが多い部位で和名ではシンタマといって柔らかい部位です。赤身のところは味があります。歩留まりは(ハムの正味の重量の割合)生ハムの部位ではもっとも良い部位でロスが一番少ない部位です。
上手に切れると嬉しい!美味しい! ミニ原木なら毎日の食卓が楽しくなりますね♪
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