2007年05月27日
ハーブの薫り高いラルドをベイクドポテトにのせて試食♪
ラルドは豚の脂のこと。
一言でいえば「豚の背脂を塩漬けにした保存食品」
しつこそう(-_-; そう思っていたら大間違い!!
そして、このラルド。作り方からしてすごい!!
大理石の桶を使った伝統的な製法と熟練職人の手によって生まれた。。。 まさに、透き通った純白の大理石のようなラルドなんですもの♪
真っ白なラルドの上にハーブやスパイスがのっていて
遠目に見るとまるでスウィーツのよう。。
生産地のイタリアのコロンナータ村。
氷山のような大理石の山が切り立ち、数世紀にわたり採掘の伝統が息ついています。
過酷な労働を強いられる、採掘工夫達の貴重な栄養食品であったラルド。
その類稀なる味わいから、イタリアの料理人たちの注目をあびることとなり、
近年ではスローフード協会にも認められた逸品です。
無難なところで、
焼きたてのバケットにのせて食べてみよう!
と、思いましたが。。。
新ジャガイモが手に入ったので
「ベイクドポテトにして、うす~く切ったラルドをのせて試食しよう!」
ということになりました。
熱々のポテトの上でラルドがみるみる間に透きとおっていきます!!
皮付きのまま、1センチ厚さの輪切りにして、
レンジで軽く加熱したら(芯が残るくらい)
オーブンで焼きます。
美味しそうに焼けたら、お皿に取り出し
すかさずラルドをのせ、熱々のところを召し上がるのがGOOD!
思った以上にしつこくなくて
ベイクドポテトがラルドのおかげで味に深みがでて
とっても上品な逸品に仕上がります。
焼いたポテトとチーズに薄~く切ったラルドを乗せると 見る見るうちにラルドが溶けて・・・見た目もとっても美味しそう! ラルドは塩からいだけでなく、ほのかな香辛料とこなれた風味で、 手間暇かけて作られた美味しさを実感! ポテト&トマト&ラルドもトマトの甘酸っぱさがプラスして美味! ローズマリーを一緒に焼いても美味しいと思いました(*^_^*)。 【いとう】
ジャガイモの甘みとラルドの塩分が程よくマッチしていて美味しい。
コンガリ焼いたじゃがいもとラルドの溶けた食感・後から香ってくるハーブの香りがとても上品な逸品。
【まつなが】
食感がよくて塩分もちょうど良いと思いました。
食べる前はもっとギトギトした味を想像していましたがポテトとも合い、
とても美味しかったです。
【どうめき】
ベイクドポテトのほっくり感と、ラルドの塩分がからまって美味しかったぁ♪
ローズマリーやニンニクなどの香りがあって、ちょっとスパイシーで個性的。
一度食べると忘れられない印象的なラルド。
細かく刻んで、ガーリックトーストに散らしたり、
海老や白身魚のソテーの仕上げにのせたりしても美味しいと思うので
今度試してみようかな。。。
そうそう、ラルドのスライスする時のコツ♪
常温にもどしすぎるとスライスがし難いから、
冷蔵庫から出してすぐにスライスしたほうがいいかもしれません!
柔らかくなりすぎたら、再び冷やしてスライス。
今回の試食会。スタッフの反応も上々♪
「このジャガイモは何でこんなに美味しいの?」って声も。。。
だから~、このラルド デ コロンナータのお陰なのよ♪
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